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一つの会社がやっと黒字になった。みんなほっとしてそれから進歩がない。ここで大事なことは、会社のこれからのビジョン　夢　皆が幸せになるように、この会社をこうしたい。そのためにみんなで協力して、この会社をこういう風に持っていこう。熱く従業員一同で話す、同じ目標に向かって惜しみなく働く。こういった、一つの目標が、意思統一ができて、初めて会社が伸びていく。もっと熱く全社員と話すことが大事である。離れていく人もあろうが、同じ気持ちでやっていこうとする同士もできる。これが強い。この集団が会社をを大きくする。

会社を引き継ぎ、新しく思ったことを社員に力説する、しかし社員はなびかない、口で言ってもだめで、心の底から、感じてもらわなければ人は動かない、社長自ら、現場に入り働き、必死で仕事の隅々まで理解し、そして、厳しく、こうやって行くのがいいんだといえば、人は動く、現場を知って人は動くのです。口で言うより行動です。新しく責任者になった方が陥ることです。ただ大事なことは、こうやって会社をよくしていくのが、皆さんのため、皆さんの幸せのためだと力説すること、実際にまたそういった行動をとること、私利私欲でないと感じてもらうことの背景が必要です。

親の後を引き継ぎ、社長になったとき、いろんな問題が生じます。親の代からいる古手の管理職の方これが大変です。社長が一生懸命考え、今の状態ではいけないと、全社員に、状況を話し、こういった方針で行きたいと訴え賛同も得て、これからがんばろうとするとき、古手の管理職の人が、ほとんど、変わらず、真剣に仕事をやってくれていない人が意外と多い。そういった場合、社長の意向に賛同して、同じ考えで、会社を良くしようと真剣に思っている若い人に、管理職になってもらい、古手の中でもなびかない人には、その立場を離れてもらう。こういったことが非常に大事です。若い人の管理職を迎え、会社が一枚岩になり、一つの目標に向かって突き進むそこに会社の発展があるんです。

会社の会計には、財務会計　管理会計の二つがあります。通常経理といった場合財務会計です。税理士をはじめいままでの経理マンがそうです。しかし会社の経営に必要なのは、管理会計です。会社を部門別に細かく分け、売上に対する経費を割り当てる。家賃　電気代　ガス代などは、日割りして算出する、そうすることによって、今月の売上に、占める使いすぎる経費がすぐわかる。今会社にお金がどれだけあるかすぐ理解できる会計が大事である。また懇親会、社員とお酒を酌み交わし、仕事のこと、　人生のこと、まじめに話す懇親会である。大きな声でドンちゃん騒ぎの飲み会は怒ってください。もっと前向きな懇親会です。こういったことで、意思の疎通を図る。これが会社に、いい人が生まれる方法です。

最近目にしたいい話です。１５歳の中学を出てから、１５ぐらいの職業を転々とし、今では、東京で、３００件以上のラーメン店経営し、株にも上場してる経営者がいます。昔は貧乏で、大変だったらしく。今でも、電車で通勤、会社も自社ビルは持たず、特にお金があっても何に使っていいかわからない。少しでも社員に上げたほうがいいと考えている。パートの人にも、ボーナスを出す。そして昼は、ご自身のラーメン店で食べ、店長と話す。その話も体は、大切にしてくださいとか、家族は元気かとか、売上的な話は一切しない。年一回パートの人を集めコンパのようなことをして、それぞれを知る機会にする。仕事がきついから、６０過ぎてもできる楽な仕事をさせてあげるために、焼き鳥の店を出し、６０から７０歳代の店長を置き、働ける場所を提供している。贅沢はせず、質素な生活、鉛筆一本でも、無駄にはしない。駅前に新しい店舗を常に探し、歩いている。会社に社用車はなく、電車で通勤、そして腰が低く、偉そうなそぶりまったくなく。すばらしい社長でした。

高校生の息子さんが、沖縄に学校からの旅行です。最近、高校生で、オーストラリア　カナダ、　沖縄など豪華な旅行が増えてきました。スーツケースのお問い合わせで、料金をお知らせして、３０００円追加で、新品がレンタルできる事を話すと、親心といいますか、新品を希望される方が大変多いことがわかりました。親というものは、ありがたいものです。

なぜ仕事をやめるか、私が仕事をしていて、主人に辛抱してもらいたくないんです。今日はこういった仕事があるから、少し辛抱してね、これががいやなんです。こういったことをしたくないんです。主人の仕事に、少しでも心置きなくできるように、尽くしたい。帰ったら、心の安らげる家庭にしたいんです。今若い女性は仕事に生きる。そういった風潮ですが、仕事と、家庭、お互いに辛抱する場面があって、うまくいかなくなることが必ず多くなると思われます。愛するご主人が仕事に没頭できるように、全面的に、協力する生き方、昔かたぎのこういった女性も貴重です。確か２１歳ぐらいだったと記憶していますが、いい話です。

サムソナイトコスモライトやはり人気があり、在庫状況で、希望の日にちにはむつかしいとお話しましたところ、出発ぎりぎりの直前まで待っていただき、確保できました。またあるお客様は、高校生の息子さんが利用される、希望のスーツケースはいま在庫がなく、新品の取り寄せになりますとお話しますと、、少し値段は新品で高くなりますがそれでもそれがいい、と新品をレンタルされました。ありがたい話です。

２０件ほどの店舗をもつある企業が、希望退職も済ませ、それでもこのままではいけないので、給料をスライド制にしようかと、ある経営者の相談した。結論は、それはいけないと、会社の状況を全社員に詳しく話し、給料を値下げして立て直すことにし、立て直しができた状況で、ボーナスとか給料をアップしてマイナスした給料を十分に取り返した話があった。なぜスライド制がいけないかというと、部署によって、いいところと悪いところが分かれる、それと、いいときそれでいいが、悪くなったとき、やる気をなくす、人はそんなもので、そんなことより、正直に会社の状況を話し、給料値下げをして余裕ができた資本で、会社の立て直しにまわし、全員で、努力していこう　もちろん社長も手当てを減らす。こういったことで、心が一つになって努力を全員でやっていくこれが一番言いようです。

中小企業の場合、より安定した収益を上げるため、どうしても、既存の仕事のみでは頭打ちで、多角化を考えます。ただこの場合、まったく異種の仕事でなく、現在営んでいる延長戦沿いの仕事をすることです。そしてその新しい仕事が生まれたとき、難しいが、できますやってみますと注文を受け、半年ほど時間をいただき、全員で、とてもできないではなく、未来志向の考えを持ち、何とかできる方法を考え出す。こういった思考の元新しく仕事が生まれ、会社がだんだん膨れていくことになるのです。