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» 2018 » 1月のブログ記事

人間が感情の動物と言われますが、本当は感情を統御しうる生物です。怒ったり 恐れたり 悶えたり、憎んだり 迷ったり 悩んだりして一番肉体を健康に丈夫に生かそうとするところの血液を濁してしまっているんです。とにかく、消極的な感情が出ると、腎臓の上にある、副腎のなかから、アドレナリンという化学物質が出る。カっと怒ったとき各種の破壊作用が細胞組織に出ます。その破壊作用を防ぐ自然現象です。ただ分量が増えすぎると恐ろしい。血液の循環が悪くなり、血管硬化が起こる。さらに、アドレナリンが増えると、糖分が増加して、血液の酸性化する。そうすると肝臓の、糖が、ブドウ糖化して、これが組織に入り、バクテリアに抵抗する血液が弱くなる。よく病人が怒りっぽくなる、看護の人も、病人ですから 怒りたいときは怒り、怒りと慰めて、長生きしたい人をむしろ短命で、病が治らないようなことばかりしている。感情を統御することが最も大事なようです。

何か事が起こると、あ私が悪かった、あ私が悪かった、そこにそれを置いたもんだから、壊れたのね。というふうに言うとけんかにならない。ところが、何か事あると、私はいいんだ、私は何も悪いことをしていない。あの人が悪いんだ。こうなるから喧嘩が始まる。自分で、良いか悪いか、裁判することができない人ぐらい、下等なものはないと戒めること。自分が自分を裁判することのできない人を、上品な人だと思ったら恥ずかしい、むしろ下等な人です。どこまでも自分がいいとばかり思って、少しも自分の欠点を感じない人は、人間として一番下等な人と思われる。

決して張り合おうとか、対抗しようとか、負けないようにとか、そういう気持ちでない、もう一段高いところにある気持ち、つまり、どんな大事に直面しても、心がそれによっていささかも慌てたり、あるいは恐れたり、あがったりしない、平然として、普段の気持ちと同じようにこれに対処することができる状態。どんな目にあっても、どんな苦しい目、どんな思いがけない大事に会っても、日常と少しも違わない、平然としてこれに対処する。これが本当の積極的態度です。

鳥井というサントリーの創始者のことを知り、信念の強さ、明るさ、行動力に心を打たれました。今こう言った人を知ったことを本当にうれしく感動しました。

全ての原因は自分である。 これが理解できるといろんなことがわかってくる。例えば、自分の息子の嫁に、苦しめられる年老いた母の例ですが、嫁に、強く母のことをやさしくしろと言えない息子、その息子を育てたのが母である。甘やかして育てた母に、原因があり、めぐりめぐってこういった状態になっている。現代の自分を作っている原因は自分にある。こういったことが言えるのです。

常に、怒り 悲しみ 恐れこういった感情を持たないように、習慣にして生活することが本当に大事であり、この生き方が、いい人生の基礎となります。人間というものは、自然の寿命で死んで初めて、宇宙の根本主体であるところの宇宙霊に還元できるが、自分勝手に自分の命を縮めると、現在生きているよりよけい苦しみを今度味わう。人間の肉体があっての苦しみは、肉体があるからこそ、その苦しみのはけ口があるけれど、死んで、肉体がない霊魂だけの苦しみは、苦しみの連続らしい。

星野仙一様がなくなりました。私と一つ違いで、 妻がなくなった時期も近く 身近に感じていた人でした、お金もあるでしょうし、積極的な方でしたが、やはりどこか心の持ち方、肉体の鍛え方に、何か問題があったのでしょう。どんな裕福な環境にいても、寿命を全うせず、人生を終えるのは、惜しい。もっと、いろいろ経験しなすことがあったはずができない。残念です。

有名な宗教団体の教祖が病院に入院し、体じゅう管につながって延命治療している。お寺の住職が自分が病気になると、助けてほしいといかにも弱さが出る、医者でも、自分が悪い病気になると、ひ弱になる、こういった事実を見て、わかることは、宗教でも、 医者でも、こんな状態。仏、 神と言っても、最近はあまり思わなくなりました、自分を作った宇宙霊 これのみ思い、ひたすら、この宇宙霊とのつながりある生活、積極的に生きるこれに尽きると思います。

 

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