母から電話で、東京に就職する出発の朝の連続ドラマを見ていて、おじいちゃんを思い出したと。私が東京に出発の日、バス停まで祖父が見送りに来ていた。寂しかったんだろうなと言ってました。私も少し思い出しましたが、口数の少ない方ですが、気持ちが今わかるような気がします。人は、無事泰平な状態が続けば、つい安易になり、安心感が生じ、進歩が止まります。困難に出会い、逆境に陥りそこで目覚める。気持ちを引き締め事に当たる。(初めて故郷を離れ出発するときの気持ちも、挑戦する気持ちで私にとって、新しい人生の挑戦でした。)そこから順調な時に出なかったような考えが涌き、自分の人生に画期的な進歩発展が生まれてくると思います。
» 2017 » 4月のブログ記事
経営者というものは、常に心を働かせていなければいけない。もちろん四十六時中仕事に専念するという意味ではありませんが、それでは体がもたない。休息したり、趣味、レジャーも大いにいいと思いますが、そのように体を遊ばせていても、心まで遊ばせてはいけない。遊んでいても、何かヒントを得ることもあります。常に心は働いていなければいけない。まったく遊びに心を許してしまうような人は、厳しいようだが、経営者としては失格と思う。
毎日のようによくいく店というものも、一種の家族のように思えます。長い人生の中で、行きつけの店ができます。そこで、気心知れた間柄になり、中にはいろんな話の相談も出てきます。ほとんど家庭に帰ったような雰囲気になることもあります。私の場合は、カレーの店がほとんどですが、思えば楽しいひと時です。こういった人との出会いから、人生にいい色を染めて、味のある生き方になっていくように思います。
今一生懸命、仕事に打ち込みながら人生の心理を考えた生活をしている。もし私が一人の生活 こういった環境になかったら、おそらくこういった心境で生活していなかったと思われる。おそらくとんかつのレストランと病院のリースと マンションの家賃と年金の収入で、妻と、のんびり生活しテニス三昧で、孫をかわいがる生活を送っていたと思われる。それが一人の生活になり、そのため、人生を真剣に考え 生まれた時より少しだけきれいな心になって人生を終える。こんな生き方をすることができる。そして早寝早起きな修行僧なような生活を、こういったことができる環境をこの上なく幸せと思う今の私です。こういった境遇になかったら、仕事 人生の心理 こんなことを考えずに生活したことでしょう。
例えば、事業がうまくいかないときでも、運が悪いんだなと思はないで、何か自分の心構えなり、方法に大きな誤りがあったのを、こういう結果になって、天が教えてくれているんだなと考える。どこかに筋道の違っているところがあるんだ。ああ、ありがたいことだ。とにかく生かしておいてくれるこれから盛り返すことができる。こう考えることが肝要です。それと、自ら省みて、千万人と言えども我いかんという言葉があります。一言ものをいうときでも、本心良心にもとらない。自分の言葉や行いは常に本心良心そのままという気持ちを心掛けの第一とすることなんです。
昨日は ひらめきがあり、新しく仕事の方向がはっきりしました。極めて嬉しい日となりました。振り返ってみますと私の人生に何度ひらめきがあったか、世のいう発明 発見はちょっとしたひらめきによります。人を好きになり思っている若いころ、これは誰にもあると思います。ところがある日突然出逢った人に、今までにない感じがし、この人と縁があるとひらめきましたこらが私の結婚です。家族でハワイに行く飛行機の中で、今の仕事スーツケースレンタルこれがひらめき今に至っています。それからいろんな人の出会いがありますが、ほとんどひらめきで親しくなっています。今の仕事でも、何度も仕事の方法、取り扱い方もろもろのものが、ある日ひらめいたこういった連続です。打ち込むことによって研ぎ澄ましたようにひらめきが出るように思います。このひらめきを後生大事に精進したく思っています。
われわれ人間がいろんなものを考えたり思ったりするのは、何のためかという本当の意味を知ってる人は少ない。今日は今日、明日は明日、生きてるそのまんまでいいんだ、思ったり考えたりすることは、人の心の当然の働きという程度の理解しかないと思う。この思ったり考えたりすることを取り扱わなければいけない。今目の周りにあるもの、目に触れるすべてのものはほとんど心の中の考え方が作り上げています。心の中の考え方が、今のあなたにしています。健康とか不健康 運がいい悪い 各々みんな違っていますが、それぞれの心の中の考え方が、その違っているあなた方にしているのに気が付かなければいけない。自分が現在あるのは、心で思っている考え方がそう作っているんです。原因的なことを全然考えないで、これを自分で蒔いた種じゃないと思っている。そうじゃないんです。自分の心の中の考え方思い方が、現在の自分にしているんです。自分の念願や宿願、ああなりたい、こうなりたいと思っていることが叶うか叶わないかということは、それが外にあるのでなく、みんな自分の心の中に与えられた心の思う力、考える力にあるんです。
ありがたい 、人間の心にのみ自分の生命と宇宙霊とを結合することができるような働きを与えていただいている。そういったことを知らず、もったいなくも棚上げして、病は病、運命は運命と別々に考えるからとんでもない結果になる。この世の中は公平にできてると思う。だから、心を積極的にしさえすれば、健康も立ち直るし、運命も立ち直ることができる。だからもっと自分の心を磨くことが大事です。女の人は朝起きると、鏡の前で一生懸命化粧をして磨く。それと同じように心もすればいかがでしょうか、もちろん男も同じです。どんな場合でも、理屈をつけないで、病の時はよりいっそう、不運な時にはよりいっそう心を積極的にする。どんな場合でも。本当の自分の中には、宇宙のエネルギーの気が入っているんだを忘れてはいけないのです。
寝食忘れて打ち込む と言いますが、松下幸之助氏が自転車用のランプを作ったときが、そんな状態だったらしいです。つらいとか苦しいとか少しも思わず、それまでの自分の体験なり世の人々の姿から、このままでは不便だ、何とかより便利なものを作り出したいという強い願いをもち、同時にそのような仕事が好きであった。世のためにその必要性を強く感じて、そのために一生懸命に打ち込むことの大切さをしみじみ感じたといっております。また稲盛和夫しは第二電電を作るとき、他の誰もしない、どうしても安い電話料金のため必要性を感じ、私利私欲はないか、自分の名を売るためにしようとしていないか、時間をかけて自問自答して、世のためと本当に、純粋な気持ちでやっておられます。こういった二人の偉大な人に少しでも近かずく気持ちで、今の、スーツケースの仕事に携わっていきたく思っております。
指導者にとって、極めて望ましいことは、人を引き付ける魅力を持つということだと思います。この人のためには、と感じさせる魅力があれば、人が集まり、またその人の下で懸命に働くということにもなるでしょう。もっともそうはいっても、そうした魅力は先天的な面もあるでしょう。誰もが身に着けることはむつかしいかもしれません。しかし努力次第で人情があるとか、人を大事にするとか、で、一つの魅力ともなるでしょう。いずれにしても、指導者は引き付ける魅力の大切さを知り、そういうものを養い高めていくことが望ましいと思います。
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