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松下電器が、 新しい社長に、山下氏を抜擢したとき、田原総一朗氏が松下幸之助にインタビューしたとき、社長になる条件は何が大事ですか、知識 学歴 能力でもない、 本当に困ったとき、落ち込まず、笑いながら、新しく道を見つける、精神力というか、運ですな、ここに勉強になることがある、 いかに高学歴、知識が豊富、切れ者の人より、楽観的でいて、落ち込まない精神力、自分はついていると信じ、前向きに考えることができるこういったことが何より大事なんだと痛感しました。切れ者ほど、落ち込みが強く、冷静さがなくなり、楽観的などとてもできない。運のいい人これです。、

曹洞宗の開祖である道元禅師 生命本来の面目は、心身一如である。一は、二でなく,不二と言う.如はごとしで、不異を言う。心身一如とは、心と体は一つのものだということです。大多数の人は、生命は目に見える肉体と思っていて、生命力を強くすることは、体力を強くすること思っている。一方心こそ生命だと思っている、道徳家、宗教家は、体の活かし方については概して無関心である。一本の柿の木も、根は根であり、幹は幹であり、葉は葉である。しかし、柿の木の生命の立場で、全体として眺めると、根も幹も葉もいずれも柿の木にほかなりません。人も心は心であり、身体は身体であり 心と身体は異なるが、これも生命と言う立場で見ると、心身一如という見方になります。人間という生き物は、心身一如で生命を活かすことこそが正しい生き方なのです。

年老いて人は この世を去っていく運命です。祖母が、 祖父が 父が この世を去っていきましたが、ふと思うに、それぞれが、親を見送って今があると思います。その寂しさは 自分の家族がいたため生きるエネルギーがもらえるのです。、親がなくなっても自分の家族 子供たちがいました、ところが、親がなくなっても、家族がいない、子供がいないこういった人が増えてきている現在。親がなくなり、自分が一人になった心境は、おそらく、自分の家族がない人にとって非常に孤独感があると思います。人は、家族によって、明日に生きるエネルギーをいただいているはずです。この、人のつながりは、単純なようで、極めて大事だと感じます。

豊かさというものは、足るを知る人しか実感できないもので、日本は豊かな国と思います。足るを知らないとは、利己にとらわれていることで、自己の欲望は際限なく、肥大化し、自己の欲望を満足させようとする人は、自分が得か損かを判断の基準にします。そして、自己の利益を得るためには手段を選ばずあらゆる手立てを取ろうとする。現在の日本の社会には、そのような判断基準にした人が増えてきている。バブル経済を生み崩壊させたのも、、現在の混迷する社会を作ったのも、利己にとらわれた日本人の心です。日本の社会を素晴らしいようにするのであれば、日本人の心を浄化することから始めなければならないでしょう。利己にとらわれない正しいと判断ができて、私たちは、足るを知ることができ、豊かさを実感できるのです。

思いは実現するといった本を、青少年鑑別所等に、京セラの稲盛さんが送り その本を読んだ、少年 少女たちが、感動して、便りがたくさん来て、涙したといった話を目にしました。私たちでも思いは実現するんですね、 これらは人の心を揺るがします。 思いの実現は、純粋で、 世のため 人のための思いであることです。自分の欲のためはだめです。純粋な思いは天も味方します。稲盛氏の第2電電に携わるときの、多くの時間をかけて、私利私欲でやろうとしてないか、本当に世のためか、自問自答して、この仕事に打ち込んだ話は、有名です。思いは実現する。

自分の持つ命の力を、弱くて小さいものだと決めつけている。その理由は、おそらく今までの自分自身の経験や知識の範囲で評価しているためと思います。今まで自分の持っている、強い生命力を出した経験がない。およそ人間の強さを知らず生きているものほど、情けないものはなく所詮こういう人間は、水の上に生じた泡のようなもので、生命の生まれた惰性で生きているにすぎない。そして、一生その価値を発揮せず、ただ、何十年もこの世にいたというだけで、無為な生活をしている人が少なくありません。これはイギリスの歴史学者トーマス カーライルの言葉です。そのような人生では、何のためにこの世に生まれてきたのかわかりません。私たち人間には、自己の生命の中に素晴らしい力が実在していることを自覚する必要があります。

一般に年を取ると、物覚えが悪くなるといいますが、これは加齢によるだけでなく、明瞭な意識で、応接する習慣がないため、記憶力が弱まっていると思います。若いころのことは思い出せるのに、最近のことは思い出せない。もし単純に記憶力が減退したのであれば、過去にさかのぼるほど思い出せないはずです。これは記憶力の減退だけでなく、心の使い方が間違っているのです。日常どんな些細なことでも、はっきりした気持ちでやる癖をつけることです。うかつに物事をしない。心のせくことをするとき 興味ないことをするとき 慣れたことをするとき、精神が統一しなくなりやすいです。急いでいる時こそ一つ一つを、落ち着いてする。興味ないときは興味を見つける 慣れたことは、初心を忘れず、そして嫌なことは心の切り替えを即する習慣を持つ。こういったことが大変大事です。

西郷隆盛は、島流し等何回もの試練を受けましたが、その間自分を磨く勉強をしました。その結果偉大な人物となりました。成功した人も試練です。成功をどう受け止めているか、傲慢になり、贅沢をする また一方は、新たな目標を持ち、謙虚で、傲慢さがまったくなく、これが最高の姿です。失敗も 成功もともに天が与えた試練なんです。

食品に対する分析は、誰もが日ごろから行っています。表面がおいしそうでも、中身が腐りかけていれば食べる人はいません。ところが、心の栄養である暗示は、何の疑いもなく、マイナス暗示を取り込み、心を痛めてしまいます。私たちは、進んで、プラス暗示を取り入れるようにしなければなりません。プラス暗示は、明るく豊かに、進歩させ、向上させる暗示です。だから明るく積極的に生きるために、いつも外界からの暗示を分析して、良い積極的な暗示のみ取り入れるよう心掛けることです。

仕事の成果が出たとき、自信過剰になります。そのうち、自分よりより優れた人に会い 自分の至らなさを知り、自然と謙虚になり 人は、成長していくのだ思います。よく偉い人の本当に謙虚なさまを見て、感心することがあるもんです。 自分より立派な人にそんなに会うきっかけは少ないですが、書物より、尊敬する人とは何回でも出くわします。常に、本を読み、自分を鍛え、 より謙虚な人物になることが、人生のだいご味かもしれません。

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