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ありのままに我ある世と生きゆかば、悔いも恐れも何物もなし  これが今の天皇が摂政宮殿下のとき、皇后さまが摂政宮妃殿下の時代、皇族の講師を拝命されたときに、お耳に入れた歌で、すぐに色紙に書いてくれと仰せになられた歌です。つまり霊魂のまんまの人生に生きていくとき、そこに何も悔いも恐れも、いささかも心を動かすものがない。こういった意味です。霊魂は、えらくなろうとか、賢くなろうとか、幸福になろうとか、もっと気楽になろうとか思ってやせん。そのまんまで、何にもそこに心を煩わせるものもなく、恵まれもしないかわりに、恵まれない状態もこない。つらいこともなければ、つらくもない。何でもない。ありのまんまの。そこには、煩悶もなければ苦しみも苦労もない。こういう状態で生きる人間にならなければいけない。なるのが難しいかと言えば、難しくもない。こういう人間になるほうが優しい。やれ感情で、やれ本能の欲望で、やれ理性的な気持ちで、こき使われるように追い回せる生き方が、はるかにはるかに負担が多い、煩いの多い人生です。もっと気楽な人生が生きられる自分ができるこういっています。中村先生の言葉です。

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